【津島市立天王中】携帯電話と防犯(携帯安全教室)
- 公開日
- 2013/08/06
- 更新日
- 2013/08/06
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
中学生が自分専用の携帯電話を持つことが増えてきている。氾濫する有害サイトにアクセスし、被害にあったり、生徒たちが無料で立ち上げたブログやホームページでのトラブルが生じたりしている。本校でも多くの生徒たちが携帯電話などの情報端末に触れる機会が増えてきている。そこで、本校では、日本アイビーエムOB 榎 正夫氏を講師を招き、1年生を対象にケータイ安全教室を開いた。
未成年者へのスマートフォン普及が急速に進み、様々なトラブルに巻き込まれる事件が増加している。スマートフォンは携帯電話よりも一段と手軽にインターネットに接続しやすく、町中で無料で接続できる範囲が広がったからである。「保護者のセキュリティへの高い危機意識と使用する児童・生徒の情報モラルの教育を、徹底する必要がある」「特に、未成年者の情報モラル教育は早い段階で行うべきである」と強く話があった。
インターネットを利用する場合、家でよく話し合って使用ルールを設けることや、フィルタリングを設定することは、安全を守るために必要であることに中学生も気づいてほしいとの話もあった。
近年、チャットやラインで気づかないうちに傷つけ合ったり、勝手に他人の写真や個人情報を伝えたりするなどして、傷害・殺人事件につながるケースも増えていることも学んだ。生徒の中には「まだ携帯電話を持っていないけど、気をつけたい」「見えないところで悪口を言われるのはイヤだ」などの感想もあった。
便利で使いやすいく、無料でネットに接続できる情報端末の普及はこれからも進むであろう。この社会で安全に過ごしていくには、自身の危機意識を高める事が最優先であることを再確認した。