【稲沢市立領内小】感謝の気持ちを育てる授業を行いました
- 公開日
- 2013/09/06
- 更新日
- 2013/09/06
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、「約束やきまりを守り、正しいと思ったことを勇気をもって実行する児童」「思いやりの心をもち、互いに認め合い、励まし合って行動できる児童」の育成を目標に道徳教育を進めている。また、異学年交流の時間「遊ビバ」を設定したり、児童会を中心にあいさつ運動をしたりするなど、道徳の時間だけでなく、学校生活全体を通して、よりよい生き方を求めて行動できる児童を育成している。
上記の写真は、「何かしてもらったら、ありがとうを言おう」と題して、身の回りの人たちに自分達は支えられていることに目を向けさせ、「ありがとう」と言われたときの気持ちを思い出させ、感謝の気持ちを素直に表現しようとする気持ちを育てることを目的として行った道徳の時間の様子である。
児童はこの授業を通して、どんなときにありがとうといえるチャンスがやってくるか、ありがとうと言われるとうれしいが、言ってもらえないと残念な気持ちになることに気付くことができた。また、「ありがとう」を言うソーシャルスキルを通して、恥ずかしいという抵抗感を少しずつ減らすこともできた。その結果、教室には「ありがとう」の声がたくさん聞こえるようになった。
さらに本校では、10月の学校公開日に全校で一斉に道徳の時間を公開し、本校の道徳教育への取組を知っていただいたり、保護者や地域の方々とともに学校の清掃活動をしたりして、学校だけでなく家庭・地域全体で子ども達の道徳的な心情を育成できるように支援している。