【犬山市教育委員会】心の教育推進活動
- 公開日
- 2025/11/19
- 更新日
- 2025/11/19
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
犬山市には14の小中学校があり、「特別の教科 道徳」の時間を軸として、家庭や地域社会と連携をしながら教育活動全般にわたる道徳教育の充実を図っています。
城東小学校では、保護者に道徳の授業を参観していただいた後に「道徳通信」を配付しています。授業の内容や子どもたちの学びの様子を伝え、保護者から授業の感想や家庭での課題などを書いて頂くことで、学校と家庭が双方向につながる機会を設けています。こうした取組により、保護者からは、「今回の授業は、日々直面している問題で、親としても頭を悩まされる毎日です。子どもたち一人一人に、よく考えてほしい問題でもあり、家庭でも話し合いたい。」というような感想を頂き、家庭での道徳的実践にも広がりが生まれています。
今井小学校では、犬山市教育講演会で紹介された「小さな道徳」の実践に取り組んでいます。全校朝会の際に、「〇〇は幸せの始まり」という標語を児童に提示し、〇〇にはどんな言葉が入るのかを考えました。入る言葉は“ありがとう”であることを伝えた後、「誰が幸せになるのだろう。」と児童に問いかけると、「言われた人」「言った人」「聞いていた周りの人」などの意見が出ました。短い時間ではありましたが、言葉のもつ力や他者との関わり方について全校で考えるよいきっかけとすることができました。
今後も、学びの場の工夫や連携の輪を広げることで、子どもたちの心の成長を育む道徳教育を推進していきます。