【一宮市立木曽川中】事例から考える
- 公開日
- 2013/09/23
- 更新日
- 2013/09/23
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、携帯電話やパソコンを利用し、インターネットを介した言葉のやりとりをきっかけとした、生徒同士のトラブルが問題となっています。1学期の保護者懇談会では、どの学年においても話題に上りました。その多くは、「人の悪口、誹謗中傷の言葉が生徒たちのネットワーク上に書き込まれていて心配である。」「深夜遅くまでスマホを手に持って送受信している。」とのことでした。
そのため、全校生徒に対し1学期末、一宮警察署生活安全課の署員の方にお越しいただき、「サイバー犯罪防止講習会」を開催しました。インターネットの問題点や注意点を、実例を交えてわかりやすく教えていただきました。
また、3年生の技術科の時間には、グリー株式会社の情報モラル教材を利用し、実際に起きた2つの事例をもとに情報モラルについて考えました。
生徒からは、「インターネットでふざけてやってしまったことは、日常生活と違って、冗談ですまないんだと思った。」「インターネットは、便利ではあるが、間違った使い方をしてしまうと、人の心を傷つけてしまうので、気をつけながら使う。」「インターネット上の書き込みは、気をつけておかないと、人生をボロボロにされてしまうと思った。」「自分がネット上に書き込んだことを消すことができないことがわかった。」「気づかないことや、知識がないことはおろかだ。知ることが大切だと思った。」などの感想があり、情報モラルについて、より身近に感じ、考えることができました。