【田原市立田原中】地域の人から働くことについて聞く
- 公開日
- 2013/10/04
- 更新日
- 2013/10/04
ちょっといい話
本校では、総合的な学習の時間を中心に、自分自身の生き方を見つめ考える学習を行っています。2年生では、「働くとは?」をテーマに学習を進めています。
9月25日(水)、生徒の保護者を多数招いて「働くことについて聞く会」を行いました。
「何のために働いているのか」「仕事のやりがいは何か」「仕事をする上での楽しさや苦労は何か」など、現在子どもたちが持っている疑問を解決するために、一番身近な存在である保護者から話を聞く場を設けました。
介護士、パン屋、調理師、保育士、公務員、農家、イベント企画業など、多種多様な職業の方から話を聞くことができました。
以下に、子どもたちの感想を紹介します。
○ みんな助け合って生きているのだと改めて思いました。笑顔で話される鈴木さんから、一つ一つのことに気を配りながら、献立を考えていることが伝わってきました。また、始めは接客に苦労したと話された村瀬さんは、いつの間にか笑顔で接客できるようになったと言われました。笑顔で働いている村瀬さんの様子が目に浮かんできました。鈴木さんのお話から、皆平等だと思いました。明るい人もいれば、そうでない人もいます。けれど私たちは、平等です。この貴重な体験を、今後に生かしていきたいです。
○ 私は、お話を聞いて、仕事をするとはその仕事場や仲間を好きにならないといけないなと思いました。私は、河合さんが言っていた「仕事も子どももいっしょで、辛いこともあるけれど、成長していくところを見られることが、何よりうれしい。」ということばがすごく心に残りました。河合さんは、仕事が好きなんだということ。また、その仕事をしている人にしか分からない気持ちを知ることができて、よかったです。
参加した保護者の方からは、「中学生が真剣に話を聞いてくれてびっくりした。働くことや職業観は、とても大切なこと。こんなことでお役に立ててうれしい。これから子どもがどんなことを学ぶか楽しみ」といった感想が聞かれました。