【刈谷市立雁が音中】いじめ撲滅運動
- 公開日
- 2013/10/02
- 更新日
- 2013/10/02
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
今日の学校では、いじめの事件が大きく取り上げられています。本校で行ったいじめアンケートでも、悪口や嫌がらせ、携帯電話でのトラブルが報告されています。そこで、いじめに対して真剣に向き合い、『雁中からいじめを撲滅する』という意識をもって、生徒会が中心となって、自主的・主体的にいじめ撲滅に向けた取組を実施するために、本年度からいじめ撲滅運動を実施しました。
はじめに、生徒会で「いじめ撲滅運動」というテーマを全校集会で発表し、いじめのない学校を作ろうと全校に訴えました。それを受けて、全校集会で、「わたしのいもうと」という絵本を生徒会役員が朗読したり、授業でいじめについて取り扱ったりすることで、「いじめとは何か」を考えていきました。そして、それらの活動をふまえて、「いじめをなくすためにできること」を各学級で考え、実践していきました。「人のよいところをみつけよう」や「ありがとうを言おう」など、様々な実践を各学級で行いました。
実践報告会では、「温かい声かけが増えました」や「クラスの雰囲気がよくなりました」などの感想を聞くことができました。さらに、全校集会でのDVD鑑賞や標語・ポスターの募集などを通して、さらに意識を高めることができました。
これらの活動の中で、「いじめの残酷さを改めて実感することができました」や「自分ではいじめと思っていないことでもいじめになることが分かりました」という感想をもつことができました。そして、「いじめをなくしていきたい」と感じている生徒が増えました。
今後も、このいじめ撲滅運動を継続し、各学級で行っていた実践を、全校にひろげていきたいと思います。