【碧南市立大浜小】事例学習を通して
- 公開日
- 2013/10/18
- 更新日
- 2013/10/18
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
9月、6年生を対象に、ネットモラルの授業をしました。
はじめに、子どもたちにケータイ電話が必要かどうか聞いたところ、必要16人、不必要13人、分からない6人でした。
ケータイ電話をもつためには、正しい知識が必要であると話し、事例学習にはいりました。8つの事例から、何が問題でどのような解決策があるのか班ごとに話し合い、発表をしました。
1 歩きながらメールをしている例
2 友達に「無理」とだけメールの返信をした例
3 なりすましのメールの例
4 メールに夢中になり宿題がやれなかった例
5 チェーンメールの例
6 勝手にゲームをダウンロードしてしまった例
7 会員登録をすすめるメールがきた例
8 あるサイトからお金の請求がきた例
どの班も問題点や解決策を正しく理解していました。そこで、8つの事例でも児童は正しい知識をもっていたことを話し、どうして失敗をしてしまったのかと発問しました。すると、「夢中になるとマナーやルールを忘れてしまう」「友達に返信しなければ、嫌われてしまいそう」「実際に自分の立場で起きると、どうしたらいいか分からなくなってしまう」などケータイ電話に潜む問題点がたくさん出てきました。
正しい知識をもっていても、自分が当事者になると、正しい判断ができなくなってしまうことを確認しました。最後に、ケータイ電話をもつ上で大切なことを出し合って授業を終えました。