【安城市立梨の里小】情報モラル教育実践「個人情報は簡単に教えない」
- 公開日
- 2013/10/18
- 更新日
- 2013/10/18
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
もし、「かんたんな 計さんもんだいに こたえたら、ステキなプレゼントするよ」というチラシをもらったら、どうしますか。というロールプレイを通して、個人情報の大切さや約束を学びました。
チラシには、計算問題の他に、「名前、住所、電話番号、学校名」を書く欄と、公園のポストに入れることが書かれています。子どもたちは、チラシを「入れますか。入れませんか」という質問に対して、「入れる」に21人、「入れない」に3人、「まよう」に1人が答えました。「入れる」と答えた子のほとんどは、プレゼントが欲しい、計算名人になりたいという理由でした。「入れない」「まよう」と答えた子は、プレゼントやポストの場所がわからないから入れないという理由でした。
プレゼントのために、名前や住所を簡単に教えてしまうと、知らないところで利用されたり、自分は知らなくても相手は自分のことを知っていたりすることがあることを話すと、みんな驚いていました。
授業のふりかえりには、「個人情報がそんなに大切なものだったとは知らなかったです」「名前とかを教えると、こわいことがいっぱいある」「物につられちゃいけないんだな」と記入、個人の情報を保護することの大切さや知らない人が個人の情報を狙っていることに気づきました。これからも、様々な場面で個人情報の大切さや自分の身を守る方法を伝えていきたいと思います。