【瀬戸市立品野台小】困ったWebに出会ったら
- 公開日
- 2013/10/24
- 更新日
- 2013/10/24
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
社会科や理科、総合的な学習の時間が始まった3年生では、インターネットを使った調べ学習をする機会が増えてくる。また、アンケートをとると、児童の半数以上が「家庭でもインターネットをよく使う。」と答えている。 そこで、今回は、ネット上にはいろいろな種類の不適切なWebページが存在することを知るとともに、遭遇したときにどのように対応すればよいか知ることを目標に情報モラルに関する授業を行った。
「3人の児童がインターネットを使い調べ学習を行っている時に偶然『18才以上を対象とした大人のページ』にたどり着いたと言う事例」をもとに授業を進めた。不適切なページを見て「何これ」といやな顔をした子、「見てみようよ。」誘いかける子の気もちを考えながら、不適切なページに出会った時の対処の仕方を話し合った。
子どもたちは、『18才以上を対象とした大人のページ』がなぜ危険なのか、他にどんなページが危険なのかは分からないようで、デマの情報や悪口のページ、だましてお金を取るページなどについての教師の話に驚いた様子だった。不適切なページに出会った時は、「先生や親、信頼できる大人に知らせる。」「そのページを閉じる。」という2点が子どもたち自身から意見として出され、それをもとに回避の練習をしてまとめとした。
今回の実践は、授業参観時に行い親にも聞いて頂いた。家庭でも話題にして頂き、安全に対応できる判断力と情報社会に参画する態度を育成するきっかけになればと思う。