【春日井市立高蔵寺中】 生徒会活動 「便教会」
- 公開日
- 2013/10/24
- 更新日
- 2013/10/24
ちょっといい話
生徒会からこんな提案がありました。「学校のトイレを使う時に『汚い!』『使いたくない!』と思ったことはありませんか?」
そこで、綺麗なトイレが使える心地よさ、嬉しさ、皆で協力した後の達成感を感じることまた、特に汚れやすいトイレを掃除にすることで学校全体を綺麗にすることを目的として、「便教会」(便器に教わる会)と銘打ち、ボランティアによる全校トイレ清掃に取り組みました。生徒会からの呼びかけに全校生徒の3分の1以上が協力してくれました。あまりの多さに、割り振る便器の数が足りなくなる勢いでした。
当日、参加の生徒達は武道場に集合し、生徒会長のかけ声に対して「オオーッ」という気合いを発し、持ち場へ移動しました。普段は手をつけない裏の裏まで雑巾を使い一つ一つ丁寧に磨き上げていきました。生徒の表情を見るとイヤな顔もせず、真剣な表情で臨んでいます。中には便器に名前をつけ、我が子のように磨いていく生徒もいた。5分、10分と作業が進むにつれ白い光沢を放つ便器が徐々に姿を現してきます。それを見ることで生徒達もさらに勢いを増して磨いていきます。30分後校内全ての便器がピカピカになりました。生徒達の気持ちも晴れ晴れと。そして大きな達成感。
今回の活動を通して、イヤなことでもやってみる、一人でやるよりみんなでやってみる、そして自分たちの学校は自分たちの手で綺麗にするという気持ちが芽生えたように思われます。