【豊田市立旭中】地域とつながる文化祭
- 公開日
- 2013/10/31
- 更新日
- 2013/10/31
ちょっといい話
旭中学校では、「地域の人たちとつながる文化祭」を目標に活動してきました。「旭のみんな 全員集合!!」をスローガンにパンフレットやポスターを作成し、小学校や交流館の方々の協力のもと、広く旭地区に呼びかけました。おかげで、文化祭には、たくさんの地域の方々に来校いただきました。
本校では、総合的な学習の時間を『びの時間』と呼んでいます。「旭地区の人たちとの交流を通して、旭を大切に思う生徒を育てたい」との願いのもと、地域との関わりを核にした活動を進めています。文化祭は、そんな日頃の活動の発表の場でもあります。
1年生は、旭全般の調べ学習を行い、旭の伝統芸能である「太鼓」に出会いました。その経緯を劇で演じ、「旭太鼓」を披露しました。2年生は、旭地区での職場体験学習を通して、生き方や職業観を学びました。同時に、職業の場として旭地区を見つめ直し、新しい産業を創出したいと考え、旭に多く自生する「竹」に着目しました。そして、地域講師から竹細工を学び、作品作りに取り組みました。そんな経緯と思いを、劇と制作した作品で発表しました。3年生は、旭地区の活性化のために自分たちのできることを考え、「旭の魅力を引き出し、広げ、発信する」活動に取り組んできました。身近すぎて気づかなかったり、逆にあまり知られていなかったりする旭の魅力を広げ、地域に発信したいと考え、旭の食・温泉・名所などを紹介しました。(掲載した写真は、3年生のブースの1つである「足湯」です。使った温泉は、旭町の加塩地区の保養所から分けていただいた本物の温泉です。)
参加していただいた地域の方からは、「旭のために一生懸命になって考える若者たちがたくさんいると知って嬉しくなった」と感想をいただきました。本校では、これからも旭地区の人たちとの交流を通して、旭を大切に思う生徒を育てていきたいと考えています。