モラルBOX日記

【豊田市立東保見小】「思いやり・助け合い」

公開日
2013/10/31
更新日
2013/10/31

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、「互いのよさを認め合い、他を思いやり助け合おうとする心を育てる」を重点目標として、道徳の時間を中心に学校の教育活動全体で思いやり・助け合いの心を育てるための取り組みを行っています。
1 異学年交流を通して思いやりの心をはぐくむ「たて割り活動」
 1年生から6年生を均等に振り分けたグループで共に活動するたて割り活動を行っています。
5月は、テーマを「運動会を楽しくしよう」とし、自己紹介ゲームと運動会の応援練習をしました。応援の言葉や替え歌を6年生から教わり、声をそろえて楽しく練習しました。
 9月は、テーマを「なかよくあそぼう」として、ドッジビー大会をたて割り班対抗で行いました。下学年用のルールと上学年用のルールを、それぞれ作ることで、力に差があっても楽しく参加できるように工夫しました。活動の終わりには、毎回「ふりかえりの時間」をもち、活動について感想を発表し合いました。低学年からは、「6年生のお兄さんがビーをわたしてくれたから、うれしかった」中・高学年からは、「1年生でも、上手にビーを投げることができてすごい」といった他学年に対する感想が発表されました。
 2月はテーマを「活動を引き継ごう」として6年生を送る会の準備を5年生が中心になり活動します。この活動を通して、6年生から5年生へ、学校の牽引力となるバトンが毎年引き継がれていきます。
2 みんなで集めて助け合い「リサイクル活動」
 新聞紙や雑紙など資源を入れるリサイクルボックスを常時設置し、学校や学級ででる資源や、家庭にある資源を回収しています。
 7月には、「リサイクル強調月間」を設け、子どもたちは家庭の資源を持ち寄りました。1回持ち寄るごとにリサイクルカードにスタンプを押し、20個を目標にポイントをためていきます。子どもたちは、毎日少しずつ新聞紙や段ボールを家庭から運び、リサイクル広場は連日大賑わいです。「20個たまるまで頑張るんだ」「先生見て、20個たまったよ」「(資源が)いっぱい貯まるとお金になるってほんと?」「20個貯まったけど、明日も持ってくるんだ」と子どもたちのリサイクル活動への関心が高まりました。
 3 家庭と共に思いやりについて考える「全校道徳公開授業」
 9月の学校公開日では、「思いやりの心を育てる」をテーマに全学級道徳の授業公開を行いました。友情、協力といった友達とのかかわりに関することやお手伝い、家族愛といった家庭とのかかわりに関することを考える授業を行いました。
 参観された保護者からは、「子どもたちが真剣に話し合っていてよかった」「この授業で、どこまで思いやりを感じられたかわからない」「思いやりについて考えるよいきっかけになった。家庭でも話し合っていきたい」といった意見をいただきました。

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