【知立市立知立東小】福祉実践教室で「共生の心」を育みました。
- 公開日
- 2013/11/15
- 更新日
- 2013/11/15
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
児童は「障がい」という言葉をテレビやインターネットなどで一度は耳にしたことがあります。しかし、障がいがどのようなもので、どれほどのハンディがあるかの実感はなく、障がい者に対する知識が不足しています。そこで、体験を通して「共生の心」を育み、福祉実践の契機とするために、本校では毎年、4〜6年生を対象に福祉実践教室を行っています。
今年度は、最初に全員に視覚障がい者の方がご自身の障がいについて話をしてくださいました。その後、4年生は車椅子や点字体験、5年生は手話や視覚障がい者擬似体験及びガイドヘルプ体験、6年生は高齢者擬似体験を行いました。体験中、児童からは「点字で書いた自分の名前を正しく読んでくれてうれしい。」「目が見えなくて怖い。」や「お年よりはこんなに大変なんだ。」という言葉を聞くことができました。
体験後の感想を紹介します。
4年生「私は、点字板を持っているので、目の不自由な人のお手伝いができるようにたくさん練習をして覚えたいです。」
5年生「福祉実践教室を行う意味がとてもよく分かりました。世の中には障がいのある方がたくさんいるので、お手伝いしたいと思いました。」
6年生「大人になったら、ボランティアで学校に行き、思いやりの大切さを伝えたいと思いました。」
児童の感想から、福祉実践への気持ちが高まっていることが分かりました。これからも、様々な活動を通し「共生の心」を育んでいきたいと思います。