【稲沢市立稲沢東小】カエデの葉
- 公開日
- 2013/11/29
- 更新日
- 2013/11/29
ちょっといい話
創立107年目の歴史と伝統のある小学校です。教育目標である「丈夫で精出せ、明るく、正しく」のもと、知・徳・体の調和のとれた人間の育成をめざしています。学校教育のあらゆる機会に異学年交流・地域の方との交流を含めて、人とのかかわりやふれあいを大切にした体験活動を行い、つながりや思いやりの心を育てています。
11月初旬、大きなケヤキの葉が色づき始め、やがてはらはらと降り落ち始めました。中庭を黄色に染める葉をどうするか・・・。そんな時、ケヤキの葉は腐葉土づくりに向いているという話をきき、近くの花壇・畑用スペースの一部に穴を掘ることにしました。すると、付近の教室や通りがかりの子どもたちから「先生、何しているの?」と、次々に質問が飛んできました。本物の腐葉土をみせながら説明すると、「なるほど。」と頷いています。ケヤキ付近の掃除担当は3年3組で、せっせと集めては穴に向かっていきます。
3、4日すると、放課中に3年3組と隣の4組の子どもたちが、拾い集めた葉を穴に入れている姿を見つけました。掃除の時間ではとても間に合わないと感じた子が、進んで活動を始めたとのこと。隣にあるもう一本のケヤキの落葉が、間もなく始まりそうです。