【春日井市立神屋小】優しさキラリ!〜春日台養護学校との交流会〜
- 公開日
- 2013/11/29
- 更新日
- 2013/11/29
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
神屋小学校では、毎年、学校の近くにある県立春日台養護学校の小学部の友達と交流会を行っています。1年生から6年生まで、それぞれの学年ごとに交流内容を計画し、いっしょにゲームをしたり、工作をしたりして、互いに親交を深めています。
この交流会は、神屋小学校が創立されて間もない頃から行われているそうです。中には、お父さんやお母さんと2世代にわたり養護学校との交流会を体験している児童もいます。また、神屋小学校を卒業した後、春日台養護学校の先生となって勤務をしている卒業生もいるそうです。
今年も、3年生の交流会当日に、こんなすてきな出来事がありました。その日はとっても暑い日でした。体育館の中は、窓を全開してもうだるような暑さです。2人組でボールを運ぶゲームをしていた子どもたちは、みんな汗ぐっしょりでした。すると、順番を待っていた神屋小学校の児童が、ポケットからそっと自分のハンカチを取り出し、養護学校の友達の額の汗をやさしくぬぐってあげました。養護学校の友達もうれしそうに、にっこりほほえみ返しました。
活動後の児童の感想には、「養護学校のお友達といっしょにゲームをして、楽しそうにしてくれて、私もうれしかった。」「養護学校のお友達が、暑い体育館の中で、一生懸命におもちゃ作りをする様子を見て、自分もがんばろうと思いました。」という宝石のような言葉がたくさんみられました。
6年間の交流会を通じて、子どもたちの姿に、キラリと光る優しさをたくさん見つけることができます。これからも、春日台養護学校との交流会を通じ、子どもたちの心に、人を思い遣る、やさしい心が育ちますように。