モラルBOX日記

【尾張旭市立西中】『日常の「あたりまえ」を大切にする心』

公開日
2013/11/29
更新日
2013/11/29

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

本校は、人とかかわる様々な活動を通して、互いに認め合い、本校生徒のよいところをさらに伸ばし、誰もが「思いやりの心」をもって学校生活、家庭、地域で活躍できる生徒を育てたいと思っています。

 「日常を大切にする」「あたりまえにすべきことをあたりまえにする」学校生活の中で一番大切なことだと思います。『「得」はないが「徳」を得る。』 生徒の心の教育として日常大切に取り組んでいることがあります。本校は、心の教育の一環として、「机の並び」「黒板」「下校時の下駄箱スリッパの並び」の美しさと「言葉遣い」の美しさと「メッセージ」を重要視しています。毎朝、教室の前面黒板の片隅に「机の並びが美しいです」「黒板が美しいです」「スリッパ上々」のメッセージが書かれています。下校時に教室に残って、一日中活躍した黒板を隅から隅まで綺麗に拭く姿があります。きっとこの生徒は「今日もしっかり使いました。ありがとう!お疲れ様でした。綺麗に拭きますね。明日の朝一番、誰もが見て爽やかな気持ちで一日がスタートできますように!」との心のメッセージであるかのように感じます。昇降口の下駄箱のスリッパもそうです。必ず、学級全員のスリッパをきちんと揃えてから帰る生徒がいます。朝、登校してきた生徒のなかには「みんなのスリッパがきちんと揃っている。昨日の帰り慌てていたから揃えずに置いたはずなのに・・・」きちんと整頓されているスリッパを見て気付くはずです。他の人のために見えないところで頑張っている人の存在に感謝の気持ちをもち、次からは、きちんとスリッパを揃えて帰ろうとする行動が起き、自分も人のために何か役に立つことをしたいと思う心が生まれる思います。
 また、力を入れている指導のひとつに「美しい・正しい言葉遣い」があります。職員室を訪れる生徒は、「〜先生、いますか」から「〜先生、いらっしゃいますか」へと変化してきました。美しい言葉を使おうと心がけをするところに相手への「思いやりの心」が生まれます。相手に対して教師も生徒もていねいな言葉を使おうと心がけています。
「すべての向上は意識することから始まる」とも言われています。日常生活、あたりまえにすべきことを大切にする生徒を育てていきたいと思います。
<生徒の感想>
「あたりまえのことをあたりまえにするのは難しいことです。でも、そのことが「思いやりの心」に繋がっていくのだと思います」
「授業後、教室の机を整頓したり黒板をキレイにするのが日課となっています。」
「下校後、クラスのためにキレイにしてくれる人がいることに感謝し、自分も人のために働きたい」
「陰で頑張っている人がいる。自分のスリッパや机はきちんと整頓したい。」
生徒は、自分も他の人のために役に立ちたいという気持ちをもつことができたと思います。「思いやりの心」を今後も育てていきたいと思います。

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