【岡崎市立愛宕小】ハッピープロジェクト
- 公開日
- 2013/12/04
- 更新日
- 2013/12/04
ちょっといい話
5年生は、総合的な学習の時に「福祉の学習」をします。手話や車いす、点字の体験をし、盲導犬にふれあい、障がいをもつ人に出会ったときにどんなことができるか考えたりします。また、特別支援学校との交流も行います。毎回同じ子供と1年間交流します。初めは、なかなか気持ちが伝わらなかったり、相手のしたいことが分からなかったりして、どうしてよいか戸惑う子供たちですが、2回目、3回目と回を重ねる毎に、子供たちの笑顔が増えていきます。
言葉ではなく、気持ちが伝わったときのうれしさは心に残るようで、交流の記録には、「言葉ではないけど心が通じたような気がする」「笑って答えてくれた○○ちゃんの笑顔がうれしかった」「手を向こうからつないでくれた。あたたかかった。」などと綴られ、そのうれしさが伝わってきます。
「子供の力はすごいですね。こんなにこの子たちがうれしそうに活動するなんて。ありがとうございました。」と話してくださった担任の先生の言葉と「笑顔は笑顔をつれてくるよ」と言った子供の言葉が印象的でした。障がいをもつ人や特別支援学校の子供との交流を通して、5年生の心の中に優しさが育てられていく気がします。