モラルBOX日記

【豊田市立保見中】いじめ撲滅をめざす「ほほえみ集会」

公開日
2013/12/13
更新日
2013/12/13

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 昨年度よりいじめ撲滅をめざす「ほほえみ集会」を行っている。本年度は11月28日と12月9日の2回に渡って実施した。第1回ほほえみ集会では、本校生徒のいじめに関する意識をグラフでスクリーンに映し、その問題点を知らせた。また、リアリティーのあるLINEの映像を盛り込んだいじめの寸劇が行われ、教室に戻って一人一人が感想を綴った。そして、全学級がいじめについて話し合い、次に学級ごとに「ほほえみ宣言」を決め、第2回ほほえみ集会で発表し合った。
 22学級ではいじめの原因について話し合いました。「いじり」がエスカレートしていじめになってしまうのではという意見や、いじめている人自身がストレスをためていて、それをいじめという形で発散しているのでは、などたくさんの意見が出ました。そして、いじめの原因を踏まえて、どうすればいじめをなくすことができるかを考えました。
 私たち22学級の「ほほえみ宣言」は「Action」です。前回の「ほほえみ集会」でSNSなど、ネット上の悪口を見ても何も行動しないという人が多かったです。だから私たちは「一人一人が行動に表すこと」を目標に、このほほえみ宣言にしました。(中略)
 いじめといじりの境界線を見極める。いじられている人が嫌な思いをしていないか表情を見たりして感じ取る。SNSなどのネットでは、文章を送る前にその文章を一度客観的に見て、本当に相手が嫌な思いをしないか、勘違いや誤解されないかを考えてから送るようにする。
 このように、いじめを止めるため、いじめを生まないために具体的な行動を起こすことを22学級は宣言します。

 <34学級のほほえみ宣言「強い心」>