モラルBOX日記

【稲沢市立祖父江中】自分を幸せにするコトバ、不幸にするコトバ

公開日
2013/12/16
更新日
2013/12/16

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

「自分にもっと自信をもってほしい」「自分のよさに気づき、伸ばしてほしい」との願いから、本校では、自己肯定感を高めるためのさまざまな取り組みを行っています。その一環として、今年度の学校保健委員会では、ハートマッスルトレーニングジムの桑原規歌先生をお招きし、「しあわせ脳科学〜コトバと脳のふしぎな関係」というテーマで、全校生徒及び保護者の方々にご講演いただきました。
 まず、最近の脳科学では「知らない間につい使っているコトバが、やる気や心、そしてその人の能力、人間関係に影響を与える。」「コトバの使い方を変えると、学習や運動、人間関係によい変化が起きる。」「私たちの目や耳は、自分が心を向けたものしか、見たり聞いたりすることができない。」「脳は思い込んだ通りに現実を作ろうとするので、思い込みに気づき、自分のイメージが変われば、現実はいくらでも変化する。」「自分が話すコトバや文字は、自分の耳と脳が聞いている。それは自分の心に言っているのと同じこと。」と言われていること。そして、自分をダメにする口癖として「〜してくれない」「〜せいでこうなった」「〜のくせに」「どうせ私なんか」「はい、やります。でも」「〜してあげたのに」の6つを挙げ、それぞれ「クレナイ星人」「セイデ星人」「クセニ星人」「ドウセ星人」「ハイデモ星人」「ノニ星人」と名付け、これらの星人に自分を乗っ取られると、やる気も能力も低下すると教えていただきました。
 講演会後の生徒の感想では「自分のできないところばかり見るのではなく、よいところもちゃんと見ようと思った。考え方次第で発揮できる能力が変わってくるなんて驚いた。」「自分を育てるのは自分の心。自分ができないと思ったらそこで成長は止まると学びました。」「幸せは自分の言葉から出てくるとは思いもしませんでした。自分に対する考え方を改めたいと思いました。」など、自分の価値や可能性を見いだし、自分を幸せに導くための大きなヒントを得たことが伝わるものが多く見られました。