モラルBOX日記

【豊田市立本城小】インターネットで調べるとき、どんなことに気をつけたらよいか

公開日
2013/12/16
更新日
2013/12/16

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本城小学校は、美しい野山に囲まれ、また、近くには田代川が流れる自然豊かな環境の中にある。そのため、子どもたちが地域に出かけたり、地域の方々をお招きしてお話を聞いたりして地域とかかわりながら教科や総合的な学習を進めてきた。しかし、近年は3年生くらいから、見学や聞き取りといった直接的な情報収集だけでなく、インターネットを使って情報を得る機会が多くなってきた。そこで、11月19日(火)に3年生の児童を対象に「インターネットで調べるときにはどんなことに気をつけて調べたらいいのか」を考えさせる授業を行った。授業は、ICT支援員の方に補助をしていただきながら進めた。
 取り上げた資料の内容は、主人公の男の子が調べ学習をすることになり、インターネットの情報だけに頼り、さらに情報の見落としにより、間違ったことを発表してしまうというものである。
 はじめに、子どもたちに主人公の男の子はどうすることがよかったのかを話し合うと、子どもたちからは「自分で地域を歩いて調べるべきだった。」「地域の人にインタビューするといい。」「インターネットの小さな情報もしっかり見る。」「インターネットのすべての情報が正しくないから、いろんな方法で調べる。」といった意見が出された。
 その後、社会科や総合学習でインターネットを使って調べ学習をした際には、子どもたちはその学習を生かして細かいところまで情報を見て、本当に大丈夫かなと慎重にインターネットの情報を活用するようになった。