【春日井市立牛山小】 ケータイのルールを家庭で話し合おう
- 公開日
- 2014/03/11
- 更新日
- 2014/03/11
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
4年生は、携帯電話を持ち始める頃のようです。調査では40%の児童がキッズ携帯などの通信機器を持っているという結果が出ています。親が子どもの居場所を把握したり、習い事の送り迎えに利用するために子どもに持たせており、ゲームなどに使うという児童はまだ少ないようです。しかし、学年が上がるにつれ、今は必要ないと考えておられる保護者も、近いうちに子どもに携帯を与えることは明らかです。このような状況を踏まえ、この時期に携帯の便利さと危険性、家庭でのルール作りを指導するのは有意義だと考えました。
11月の授業参観で「春野家ケータイ物語」の教材から「ケータイのルールを家族で話し合い」を選び、保護者の方々も加わった授業を行いました。映像で携帯電話が手元にあると便利な点や注意する点について理解させた上で、携帯電話は親から借りていること、そのため、家族で話し合って、納得して携帯電話のルールを決めることで守ろうとする気持ちが強くなること、困ったときにはいつでも大人に相談できるような関係を作っておくことの大切さなどを学習しました。
すでに携帯電話を所持している児童やこれから持とうとする児童・参観に来られた保護者の方々からは、「ケータイは便利だけれど恐い面もあることを知った」、「携帯等の通信機器を利用する際に家庭でのルールが必要であることがよく分かった」といった感想がありました。次回は、パソコンや携帯電話でインターネットを使うときにトラブルに巻き込まれる危険を回避し、ルールやマナーを守って使うことついても学習させたいと考えています。