【北名古屋市立師勝南小】"ようこそ先輩! 稲葉篤紀選手をお迎えする会”
- 公開日
- 2013/12/26
- 更新日
- 2013/12/26
ちょっといい話
11月18日(月)本校の卒業生である北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手の母校訪問が実現しました。何年も前から、子どもたちは母校訪問を希望するラブコールを手紙で送り、やっとその日がやってきたのです。
講演では、小学校時代の思い出話から現在のプロ野球選手としての厳しさを一人一人に語りかけるように話してくださいました。給食の話では、冷凍ミカン、ワカメごはん、うどんが大好きだったこと、放課には、紙を丸めたボールと掃除で使うほうきをバットにして野球をやり、先生にこっぴどく叱られた話などは子どもたちの笑いを誘いました。お話の中で、最後に稲葉選手が小さなころから今でも大事にしている「三つの事」を教えてくださいました。
(1)礼儀正しく、気持ちの良いあいさつをすること。
(2)夢に向かって、どんなことも一生懸命にやること。
(3)親に感謝し、先生の言うことを聞くこと。
以上の三つです。
稲葉選手から未来を担う子どもたちへ、また、本校の先輩として後輩へ残していただいた大切な言葉でした。
まだ小学生で野球のことを知らない子どもたちばかりの中での講演でしたが、稲葉選手の優しい語り口調や全体を見渡す瞳からオーラを感じたのか、子どもたちの心はひきつけられ、一言一言に聞き入っていました。
日本球界の大選手が、自分たちの身近な先輩に変わった一日でした。たった60分の出会いでしたが、子どもたちはこの日の出来事、そして教えていただいた「三つの事」を語り継いでいくのでしょう。