【一宮市立丹陽小】情報モラル・疑似体験ツールを使って
- 公開日
- 2013/12/26
- 更新日
- 2013/12/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
子どもたちにとって、携帯電話やスマートフォン、パソコンは大変身近な情報ツールとなっています。本校の6年生でも、すでに約25%の児童が自分専用のスマートフォンやパソコンを所持しており、中学校に入学したら購入することを予定している子どもの人数を合わせると、全体の約70%が間もなく携帯電話やスマートフォン、パソコンを使って情報を得たり、コミュニケーションをとったりするという現状でした。このことからも、子どもたちが利用する際のルールやモラルを学び、安全に生活するための危機回避の方法等を学ぶことはとても大切であると考えました。
本校では、ICT活用教育支援ソフトウェア「スカイメニュープロ」等を活用して情報モラル教育を進めています。今回、6年生の実践ではソフトウェアに搭載されている“情報モラル・疑似体験ツール”を使って、子どもたちにメールの送受信やインターネットサイトの閲覧、個人情報の扱いについて疑似的に体験させました。
授業後の感想には、「メールをやり取りするのはすごく楽しい。自分も早く持ちたい。でも、使い方を間違えると自分も相手も嫌な思いをする。」「少しの興味や出来心で、架空請求などとても怖い思いをすることが分かった。」「便利かもしれないけど、実際にあって話したりするほうが表情が見れていい。自分は持たなくていいと思った。」「インターネットは、いつも知らないたくさんの人たちに見られていると思わなくてはいけないと感じた。名前や住所、アドレスを載せてしまったことがあり、怖い。」など、便利さを実感する一方で、正しい知識を持つ大切さを感じることができました。