モラルBOX日記

【東海市立渡内小】福祉体験教室を終えて

公開日
2013/12/26
更新日
2013/12/26

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では2学期に福祉体験教室を行いました。1年生と2年生は視覚障害の方からのお話、3年生は「視覚障害者ガイドヘルプ」、4年生は「車いす体験」、5年生は「発達障害への理解」、6年生は「手話」とテーマを決めて体験しました。講師は社会福祉法人東海市社会福祉協議会が紹介してくださった方々です。子どもたちは手話や車いすを体験することにより、障害をもつ方々の気持ちに寄り添い、日常に生かせるように気持ちを高めます。
 低学年の児童と視覚障害の方とのやりとりでは、「何を聞いてくれてもいいですよ。」との寛大なお言葉に、児童は「服はどのようにして選んでるんですか」「どうやって前後ろがわかるんですか」など遠慮のない質問が…。その一つ一つにていねいに分かりやすく答えていただきました。そして、視覚障害の方からは「点字ブロックの上に立たないでほしい」「信号で困っているような人がいたら、声をかけて一緒に渡って」などの切実な声がだされました。児童と講師の方の心が触れ合ったひと時でした。
 その後の感想でも「目が見えない人の大変さがわかった」「町で会ったら助けてあげたい」などの声が聞かれ、気持が優しくなった一日でした。

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