【豊根村立富山小】一人一人が人権について考えました
- 公開日
- 2014/01/06
- 更新日
- 2014/01/06
ちょっといい話
人権週間に、全校児童を対象として次のような活動を行いました。
1 校内放送を利用して、人権週間についての告知
2 人権に関する校長講話
3 地区の人権委員による「人権教室」
4 人権標語作成・コンクール応募
5 各学級における道徳の授業
5,6年生(複式学級)では、相手を傷つけるような言葉づかいを慎み、真心をもって接しようとする態度を育てることをねらいとして、「一秒の言葉」(小泉吉宏氏の詩)を資料に授業を行いました。
はじめ、「ふだん使っている言葉のうち、1秒程度の短い言葉を考えましょう。」という指示に、「バカ」「死ね」「うざ」などの言葉を挙げていた子供たち。言われてうれしかった言葉や嫌だった言葉を出し合ったり、この詩に入る言葉(穴埋め)を考えたりしました。そして、授業の最後に次のような感想を書きました。
「私がはじめに考えたのは、『いや』『アホ』などの言葉の暴力ばかりでした。でも、この詩の言葉を考えて書いたら、優しい言葉も出てくるようになりました。」(5年女子)
「言葉は、一秒だけでも相手をいやな気持ちにさせるのだなと思いました。これからは、『がんばって!』などの勇気が出る言葉を多く言っていきたいです。」(6年男子)