【豊橋市立飯村小】情報モラルに関する指導
- 公開日
- 2014/02/18
- 更新日
- 2014/02/18
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
情報モラル教育の内容として、情報社会での危険回避の方法を学ぶ「知恵を磨く領域」と、情報社会における正しい判断や望ましい態度を育てる「心を磨く領域」が挙げられる。本校では、独自に作成した年間計画をもとに、「心を磨く領域」にかかわる「思いやり・親切」「規則の尊重・公徳心」などの内容項目の授業には低学年から、「知恵を磨く領域」については、実際にネットでの危険に遭遇する機会が増える高学年からそれぞれ取り組んでいる。
高学年の授業を具体的に述べると、5年生では不確かな情報を流したことによる騒動を扱った「だれも知らないニュース」(文渓出版)を、6年生では掲示板での書き込みがもとで不登校になってしまった事例を扱ったデジタル教材「ネットいじめは絶対やめよう」(広教)を使ってネットモラルの指導に取り組んでいる。
子どもからは「ネットのこわさがよく分かった」「これからは注意して使っていきたい」といった声が聞こえた。今後の課題としては、情報社会の低年齢化に伴う中学年での「知恵を磨く領域」の指導準備が挙げられる。