モラルBOX日記

【新城市立鳳来東小】希望のどんぐり〜東北支援への活動〜

公開日
2014/01/15
更新日
2014/01/15

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校学区は、2つのダムと4つの川がある自然豊かな地域です。その豊かな自然に学び、遊び、囲まれて生活をしています。この豊かな自然を守り続けるひとつとして、どんぐりの木を育て、森を豊かにしていくことが大切であるというNPO法人「どんぐりモンゴリ」の考えに賛同し、2009年から、水源地の山へどんぐりを植える活動に参加しています。2011年に起きた東日本大震災。多くの被害が東北に起きました。緑豊かな山々や海沿いの防潮林がなくなりました。どんぐりの苗木を育て届けることで遠く離れた鳳来東小からも、「復興の手助けができる、早く緑豊かな自然に戻ってほしい」と願い、苗木を育てました。
 平成25年6月8日、全校児童15名を代表し、6年生2名が学区の方、保護者、先生たち、どんぐりモンゴリの方々と宮城県岩沼市「千年希望の丘プロジェクト」へ参加し植樹活動を行いました。
 参加した児童は、「震災から2年以上たっているのに、がれきや仮設住宅があるとは思っていませんでした。私たちの育ててきたどんぐりが少しでも復興の役に立つと思うとうれしいです。」という感想を述べています。
 今でも、校庭で東北へ届ける苗木を育て続けています。