モラルBOX日記

【豊田市立冷田小】元気なあいさつで1日をスタート

公開日
2014/02/19
更新日
2014/02/19

ちょっといい話

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 山間地にある冷田小学校は、自然豊かな環境の中で36名の児童が元気に生活しています。
 冷田小学校の合い言葉は、ひ:人には親切 え:笑顔であいさつ だ:誰とでも仲よくです。どの子も一人一人がお互いを認め合い、声をかけ合って、協力する姿が見られます。何をするときも、みんなでいっしょにということが習慣となっており、家族のような関係です。
 今年度は、人数は少なくても、大きい声であいさつをしようとみんなで取り組んできました。登下校中でも、子どもたちは大きい声であいさつをします。通学路で自動車が近づいてくると、班長や副班長が笛を吹いて団を止めます。そして、自分たちの前を通り過ぎる車のドライバーに向かって、みんなで「おはようございます」と大きい声であいさつをします。5つの通学団がありますが、どの通学団でも行っている毎日の光景です。
 2月に入り、運営委員の子どもたちが、寒さに負けず、さらに大きい声であいさつをできるようにしたいと、「山びこあいさつ運動」なるものを考えました。朝登校したら、学校玄関の前で、班長とその他の班員が少し離れて向かい合って立ち、大きい声であいさつをするのです。「おはようございます、こんにちは、さようなら、ありがとうございます、今日も一日がんばりましょう(はい)」ということばを班長に続いて班員が山びこのように返します。朝の静かな空気を震わせるような、子どもたちの大きな声が近くの山までぶつかって返ってきます。
 運営委員の子どもたちは、「山びこあいさつ運動」を行ったことで、「みんなが校舎の中でもこれまでより大きい声であいさつするようになってきたから、もう少しこの運動を続けていきたい」と考えています。朝の元気なあいさつは、気持ちのよい一日のスタートとなっています。