【みよし市立三好中】専門家の方から様々なアドバイスをいただきました。
- 公開日
- 2014/02/19
- 更新日
- 2014/02/19
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校が生徒に行ったアンケートで、携帯・パソコン・テレビ・ゲームの使用時間が、みよし市内の他の中学に比べて長いという結果が出てきました。個人用携帯電話の所持率も高く、多くの生徒がSNSを利用していることも分かりました。
新聞紙上で、小中高生のSNSの利用を問題視する記事が数多く掲載されていて、正しい携帯電話の利用を徹底することの必要性を強く感じています。
そこで本校では、ルールやマナーを守り、注意しながら携帯電話を利用することを頻繁に生徒に呼びかけ、同時に、専門家の方のお話を聞く機会を設け、様々な視点からアドバイスをいただきました。
(1) 豊田警察署の生活安全課の方からは、ネット上で起きているトラブルの紹介と、それに巻き込まれないようにするために注意することを学びました。個人情報の流出や、著作権の侵害など、何気ない行為が大きな問題に発展する怖さを感じました。
(2) 1日警察署長としてみよし市に訪れていた、本校の卒業生であるフリーアナウンサーの長野美郷さんが来校し、先輩からお話を聞く会が行われました。犯罪に巻き込まれないように、強い意志をもつことの大切さを学びました。
(3) NTTドコモ東海の担当の方から、「ケータイ安全教室」で犯罪やトラブルへの対処法や、携帯電話を使う上でのルール・マナーについてアドバイスをいただきました。他人の気持ちを考えて行動することの大切さを学び、また、生活習慣を見直す機会となりました。
(4) 元岐阜大学教授の藤田敬一さんより、人権を守ることの大切さを教えていただきました。それぞれの個性を互いに認め合うことの大切さ、失敗を恐れずチャレンジすることの大切さなど、「生き合う」ためのアドバイスをいただきました。
生徒たちのネット利用は、保護者・教師の目が届かないところで行われています。大人がネット利用の有効性と危険性をしっかり理解し、必要な場合には適切な助言により危険から子どもを守ることが重要です。
日々進化するネット社会を安全に生きていくために、今後も生徒と教師・保護者で学び合う場を多く設けていきたいです。