【豊橋市立新川小】ネットモラルを学ぼう
- 公開日
- 2014/02/26
- 更新日
- 2014/02/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
現代社会は高度情報通信社会と呼ばれ、携帯電話やパソコンからいつでもどこでも、気軽にインターネットに接続でき,大変便利になっています。
その一方で、様々なネットいじめやネット犯罪が起き、それに子どもたちが巻き込まれるケースが増加傾向にあります。また、子どもが被害者だけでなく加害者になるケースも出ています。
本校6年生の携帯電話の所持率を調査したところ,4割程度ではありますが,中学校への進学を機にさらに多くの子が自分用の携帯電話を持つようになることが予想されます。
そこで6年生を対象に,各種企業や各種団体が作成したネットモラルについて学べる教材から子どもたちの実態に合った内容のものを活用し,さまざまな事例をもとにした授業を実施しました。
授業後には,子どもたちから,以下のような感想が出ました。
* 「自分が送られたら嫌なメールは,友だちに送ってはいけないと思った」
* 「メールの内容だけでは相手のことはわからないから,見ず知らずの人と
メールのやりとりをするのは怖いと思った」
* 「自分は携帯電話とかメールとかにはまってしまいそうだから,あらかじめ
親と時間やルールについて決めて使うようにしたいと思う」
子どもたちにとって,携帯電話やインターネットなどを利用するのは,ほとんどが家庭内です。こうした問題から子どもたちを守るためには,学校での指導と家庭の協力が不可欠ですので,来年度は,保護者への啓発活動も視野に入れた情報モラル教育の充実を図っていきたいと思います。