【豊田市立御作小】「このことばで相手に気持ちが伝わるかな」(メール疑似体験)
- 公開日
- 2014/03/03
- 更新日
- 2014/03/03
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、保護者との連絡を緊急メールという手段で伝えることが多く、家庭に、携帯電話は普及している。そこで、ローマ字入力を覚えたところの3年生で、ことばだけで、気持ちをうまく伝わるかをメールを通して学習した。
教材は、ドッジボール大会に向けて、なかよしの仲間が、ドッジボールの苦手な子へ特訓をしようと呼びかけに対して、メールと電話で返事をした時に「ことばの誤解」を生じたという内容である。
パソコンを使いメールの疑似体験する場を設定した。
簡単な短いことばで返事を送った時に生じた問題を話し合った。その結果、次のことが出された。
・声のトーンが分からないと、ごまかされるんだ。
・文字を読んだだけでは、友達の思いとは違う気持ちを感じることがある。
・友だちを信じられなくなることがある。
・友だちを傷つけることがある。
ことばだけで、自分の気持ちを伝えることの難しさを子どもたちは感じた。
普段、ことば数が少なくても気持ちがわかりあえる子どもたちでも、文字にして送ることで、問題が起きることに気づいた。これから、メールを送ったり読んだりする時に気をつけたいことについて、次のような意見が出された。
・家で、使っているから、誤解されないように気をつけたい。
・絶対使うから、教えてもらってよかった。
・話すときでも、気をつけないといけない。