モラルBOX日記

【幸田町立深溝小】「笑顔・元気・やさしさ」を実感させ、ふれあいを深める『たて割り活動』

公開日
2014/03/12
更新日
2014/03/12

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 今年度の本校の取り組みの重点項目の一つに,「たて割り活動の充実」を掲げ,取り組んできました。たて割り活動の3要素「笑顔・元気・やさしさ」を具体的な活動の中で実感させる手立てを講じて,子ども同士のふれあいをもっと深めようと実践を重ねてきました。月1回1時間の児童集会・たて割りタイムの実践を通して,少しずつですが6年生の動きに最上級生としての自覚が出てきました。低・中学年の児童からは,大きなお兄さん,お姉さんたちが工夫した楽しい活動を企画してくれていて小学校がとても楽しいところだという実感が高まっていきました。さらに,個々の十分な心のふれあいやコミュニケーション能力の面からみても,高まりの感じる活動となり,充実したものとなっていきました。そんなたて割り活動の実践の一部を紹介します。
 <水鉄砲大会 7月4日>
 たて割り班ごとに,紙でできた旗を陣地に掲げ,水鉄砲で撃ち落とす。撃ち落されないように水鉄砲で邪魔をする。最後まで旗の残った班が優勝。旗を守る人,攻める人,攻めの援護をする人など,子どもたちは6年生を中心に作戦を立てて行った。「一気に行くぞ。」「旗をねらうから,邪魔されないように相手をねらって」など,子供たちは声をかけ合いながら,歓声を上げて楽しんだ。
 <新春ふるさとジャンボかるた大会 1月16日>
 たて割り班のなかで,3〜4人(低・中・高学年混合)のチームを作り,手をつなぎ,高学年が低学年を思いやりながら,全校手作りのジャンボかるたを奪い合う,新春にふさわしい楽しい行事となった。「来年のかるた大会が待ち遠しい!」という声もたくさん聞こえてきた。「今日のかるた大会では,いっしょに手をつないだYちゃんとSくんと前よりもっと仲良くなれたと思います。次のたて割りではもっとみんなと仲良くしたいです。」(児童の感想)