【豊田市立猿投中】インターネットとの関わり方を学ぶ
- 公開日
- 2014/05/26
- 更新日
- 2014/05/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
中学生にとって携帯電話やインターネットが身近な存在となってきている今日、本校でも、自分の携帯電話を持っていたり、いつでもインターネットが利用できる環境にあったりする生徒が増えてきています。それに伴い、メールやSNS、アプリによる問題がいつでも起こり得る状態となっています。問題点や危険性を理解させるため、授業で取り上げて何度も学習をしてきましたが、生徒たちは他人事だと感じていたり、「何が問題になるのか」「何が危険につながるのか」ということをぼんやりとしか理解できていなかったりしているところがありました。
そこで、本校では「KDDI安心・安全講座」を開き、講師の方を招いて、インターネットの危険性や、LINEでのトラブルの対処法について学びました。実際に起こる問題をわかりやすく学習したことで、「自分もいつか巻き込まれるかもしれない」という危機意識が高まるとともに、学んだことを踏まえ、今後どのように携帯電話やインターネットを利用していくべきか、自分たちで次のような具体的な改善案を考えることができました。
「夜10時までの使用にする」「宿題を終わらせてから使用する」「もし困ったことがあればすぐに親に相談し、有料アプリは使わない」「直接の会話を優先する」「お互いに返事が遅くても気にしないようにする」「友達と相談してルールを決め、お互いに守る」
自分たちで改善策を考えたことで、意識や使い方に変化がみられた生徒もいました。今後も、継続的に授業で取り上げ、安心かつ安全に、節度を守って携帯電話やインターネットを正しく利用するように指導をしていきたいと思います。