【田原市立童浦小】体験活動を通して米作りの苦労を学ぼう
- 公開日
- 2014/05/30
- 更新日
- 2014/05/30
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
5月12日(月)に、5年生が田植えを行いました。本校では、農家の方の苦労や工夫を体験を通して学ぶために、地域の方のご協力のもと「米作り」を毎年行っています。
子どもたちは、社会科で米作りについて学習すると同時に、総合的な学習の時間を使って田植えの仕方について調べ学習をしました。
当日は、地域の方から植える時のコツを詳しく教えていただき、いよいよ田んぼの中へ。「うわあ、足が抜けない」「どろどろで、変な感じ。でも、気持ちいい」など歓声をあげながら、一人1列分の苗を植えていきました。最初はぎこちなかった手つきや足取りの子どもたちでしたが、1列植え終わる頃には、どの子も上手になっていました。後半は、機械を使って田植えをするところを見学しました。「さすが、機械は早くきれいに植えるね」と、機械の便利さに感心していました。最後に自分の名札を苗の横に立てて、これから稲の成長を観察していくための目印にしました。
秋には、稲刈り体験を行う予定です。収穫したお米は5年生みんなで味わいますが、「だでのん祭り」や「感謝の会」で全校児童や地域の方、お世話になった方にもふるまう予定です。
この体験を通して、米作りの苦労を知るとともに、収穫の喜びや食べ物への感謝の気持ちを育むことができると考えます。
〜5年生の感想より〜
・お米は毎日食べられるのが当たり前だと思っていたけど、お米が大事だということが心に残りました。
・自分の植えた苗が立派なお米になって、みんなが喜んだり、「おいしい」と言ってもらえたりしたら嬉しいです。大人になっても忘れないような体験でした。
・いつも普通に食べているお米が、こんなに手間ひまかけて作っていることを知りました。今度からお米を食べるときは、お米を作っている人を思い出して、感謝して食べたいと思います。