【豊田市立追分小】『きけんなWebページにたどりついたら‥‥』(情報モラル)
- 公開日
- 2014/06/18
- 更新日
- 2014/06/18
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
2年生のパソコンやスマートフォン使用の実態として、次のようである。
・自分の携帯電話(スマートフォン)は持っていないが、父母・兄・姉が持っており、操作をしたり、無料ゲーム等をしたりしたことがある。
・自宅のパソコンはインターネットにつながっていて、YouTube等から、見逃したアニメーションや好きな芸能人の映像を検索して見たことがある。
・自宅のパソコンで検索ソフトを使い、ネットゲーム(無料ゲーム)をしたことがある。
以上のような経験があり、兄や姉から教えてもらい一緒に楽しんでいるケースがほとんどであり、ゲームなどにのめり込んだり、メール交換などをしたりしていない。
そこで、検索ソフトから危険なWebページに出合った場合の対処の方法やどのようなWebページが危険なのかを見分ける方法を学習した。教材として、「事例で学ぶNetモラル」を使用した。
個々での事例は、3人で調べ学習をしていて満足するページを見つけたが、他にもないかと探していたら「18才以上」ページにたどり着き、先を見たいつばさと見てはいけないと思うゆいの気持ちの対立から考えさせる流れになっている。
事例を見た2年生の考えは、
・(つばさの気持ち)→ちょっとだけならいい。見てみたい。だれもこまらない。
・(ゆいの気持ち)→18以上と書いてあるから、だめだよ。こんなページ見ていたらおこられるよ。
となり、ここから「危険なページには、どのようなものがあるのか。」を紹介し、「もしたどりついたら自分ならどうするか?」を考えさせた。
「見ない。クリックしない。」という意見がすぐに出されたが、簡単なアンケートに答えると賞品がもらえたり、登録するとポイントがもらえたり、デマの情報が載っているものもあったりすることを紹介した。びっくりしていたが、「こんな時はどうするか?」と尋ねると、「ひょっとすると、クリックするかもしれない」と答えていた。
最後に、インターネットは知りたい情報をすぐに得ることができるよい面と、甘い誘い文句にまきこまれしまう危険性について十分気をつけるよう指導した。