モラルBOX日記

【南知多町立内海中】 3年生と保護者を対象に「ケータイ安心教室」を開催

公開日
2014/06/03
更新日
2014/06/03

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10516108?tm=20240815153205

 最近、中高生へのスマートフォンの普及によりラインなどのSNSによるトラブルが新聞紙上を賑わわせるようになってきた。本校でもこれらによるトラブルや深夜まで携帯を使用して睡眠不足になるなど様々な問題が起こっている。そこで、昨年度の入学説明会から携帯端末の危険性について、保護者と生徒を対象に通信会社の方に説明してもらう機会を設けている。
 本年度は、4月25日の学校公開とPTA総会の折に3年生と授業を参観している保護者を対象に、情報モラル教育の一環として通信会社の方を講師として「ケータイ安心教室」を開催した。
授業では、新聞記事よりコミュニケーションアプリでの連れ去り事件やいじめ、個人情報の漏洩、ネット依存症などの最新の問題について、具体的な例を紹介しながらわかりやすく説明していただいた。知識としては知っているような内容でも具体的な例については、初めて知ったというような生徒が多かった。どちらかというとまわりの大人や教師の方がついて行っていないような状況である。近年、行政が主導する町ぐるみでの中高生に対する携帯電話等の使用に関する約束事を定める自治体が増えている。学校での指導では限界があるので、保護者や地域社会の助けを借りて子どもたちを守っていきたいと感じた。