【春日井市立上条小】スマートフォンや携帯電話を使った言葉の伝え方について学びました
- 公開日
- 2014/06/09
- 更新日
- 2014/06/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
普段何気なく使っている「言葉」の使い方を間違えると,人の心を傷つけたり,つらい思いをさせたりします。上条小学校では,21年度から3年間,学校保健委員会のテーマを「自分や友だちのからだと心を大切にできる子の育成をめざして —言葉の伝え方を考えよう— 」として,言葉のもつ力について考えました。一昨年度は,特に,小学生の間で広がりを見せるスマートフォンや携帯電話の使い方に焦点をあてました。外部講師としてNTTドコモの職員を招き,6年生全員と保護者を対象に「携帯電話の安心・安全な使い方」というテーマで講演をしていただきました。児童にとって身近で具体的な事例をいくつか挙げていただいたため,みんな真剣な表情で参加できました。知らぬ間に相手を傷つけてしまったり,犯罪に巻き込まれてしまったりすることなど,これまで気軽に使っていたメールやインターネットに思いもよらない落とし穴があることを学ぶことができました。授業後の児童の感想からは,「伝えたいことはメールじゃなくて相手の前で言うことが大切」「携帯電話を持つということはそれだけ責任がかかる」など,今後,気をつけていきたい心構えが聞かれ,児童にとっても保護者にとっても大変有意義な時間となりました。25年度は日程の調整がうまくいかず,実施できませんでしたが,本年度からは,5年生の総合的な学習の時間の取り組みとして,毎年継続して開催ができるように,年間の行事予定に組み込んでいきます。