モラルBOX日記

【豊川市立三蔵子小】「サイバー犯罪対策講話」

公開日
2014/06/16
更新日
2014/06/16

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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本校では情報モラル教育の一環として、グリー株式会社から講師の方をお招きして「事例に学ぶ情報モラル」について学習しました。4〜6年生が対象でしたが、多くの子どもたちが携帯電話、パソコン、アイポッド、DSなどの通信機器を通してSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用しています。ネット上でのルールを知らないまま活用してトラブルを起こしてしまう前に、正しい知識を身につけ、上手く活用していけるようにと考え、この講話が行われました。
講話では、実際にSNSを通して起こったよいこと、悪いことの事例の説明がありました。東日本大震災のときに、SNSでの投稿がきっかけで命を救うことができたというよい事例や、悪口を書きこまれて嫌な気分になった事例、個人のプロフィール(自分にかかわる全ての情報)が短時間で世界中に広まってしまった恐ろしい事例などがありました。ネットを使用するうえで大切なことは、日常生活と同じで、日々の生活の中でやってはいけないこと、非難されることは当然ネットでもやらないことだと教えていただきました。人とのつながりができ、つながりを深めることができる半面、傷つけたり傷つけられたりすることがあるSNS。SNSが人生を豊かにしてくれるかどうかは、利用者次第だということがよくわかりました。子どもたちも、普段なにげなく使用しているSNSに危険があることを実感し、終始真剣な表情で話を聞くことができました。

【児童の感想から】
・SNSが危険なことは知っていたけれど、実際に自分の情報が短時間で広まってしまうことがわかり、すごく危険なものだと思いました。周りの人に迷惑をかけたり、自分の将来にまで影響したりするので、危険な部分があるということを忘れないように使いたいと思いました。(4年生児童)
・便利な分、危険がたくさんあることがわかりました。自分の居場所が特定されるような内容や写真をむやみにアップしないで、上手に携帯電話を使っていきたいと思います。おもしろ半分でやったことが、後に大変なことにならないように、SNSの危険性を一人一人が意識する必要があると思いました。(5年生児童)
・SNSを使うときは、写真に写っている人の許可をとって投稿したり、見た人が首をかしげるような内容になっていないかを確認して投稿したりするようにしたいです。また、今まで会話をしているような軽い気持ちでLINEをやっていたけれど、受け取った側の気持ちを考えた文章にしたいです。今日教えていただいたことを家族にも伝えたいです。(6年生児童)