モラルBOX日記

【刈谷市立平成小】メールでの上手なコミュニケーションの取り方を学ぼう

公開日
2014/07/04
更新日
2014/07/04

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

情報機器の普及に伴い、本校でも自分の携帯電話を持っていたり、家庭の携帯電話を使ったりして電話やメールをしている児童が増えています。また、最近ではゲーム機を使って、友達とネット通信している児童もいます。しかし、その一方で携帯電話やゲーム機の使用についての怖さを知っている児童は少なく、情報モラルについての知識が不足している実態がありました。そこで、6年生児童を対象に、携帯電話を使用する上でのルールやマナーを学んだり、適切なメール文を考えたりする学習を通して、情報モラルの意識を高めようと考えました。
まず、「遊ぼう」とメールをした時、相手から「ごめん、むり」と単語で返信があった場合、受け手はどのように感じるかを話し合いました。児童は、この返信では、受け手によっては嫌な気持ちになる場合もあることに気付いていきました。そこで、受け手に嫌な気持ちを抱かせないためには、どのような返信にすべきかを一人一人が考え、話し合いました。最後に、メールの受け手と送り手のそれぞれの立場で気を付けなければならないことを話し合いました。
 授業日記には、「友達にメールを送る際には、相手のことを考え、一度見直してから送った方がいい。」や「相手の気持ちを考えて、メールを送らなければいけないと思った。」と感想に書かれていました。また、「絵文字や顔文字を付けると気持ちは伝わるけれど、大切なことはメールではなく直接話した方がいい。」と、メールはコミュニケーションの一手段だけれど、それが全てでないことを学んだ児童もいました。