モラルBOX日記

【豊田市立石畳小】おいしさナンバーワンをめざして

公開日
2014/07/07
更新日
2014/07/07

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 5月12日(月)に、5年生が田植えを行いました。本校では、農家の方の苦労や工夫を学ぶために、地域の方が提供してくださっている水田で、「米作り」の体験学習を行っています。
 子どもたちは、社会科で米作りについて学習するだけでなく、総合的な学習の中に「米作り」を設定し、田植えから稲刈り、お餅つきに至るまでの学習を展開しています。
 田植え当日は好天に恵まれ、順調に作業を進めることができました。親戚が稲作をやっていて田植えを間近に見たことのある子が数名いましたが、裸足で水田へ入るのは初めてだったようです。「うわあ、どろどろで、変な感じ」「にゅるにゅるして気持ち悪い」「やばい、足が抜けない」などと驚きの声を上げていました。作業を進めていくうちにぎこちなさが抜け、段々と手慣れた手つきで作業できるようになりました。
 「心をこめて、おいしさナンバーワンのお米を作ろう」という総合的な学習のテーマを掲げ、田植え後は何度も水田へ出向き、稲の様子を観察するとともにおいしいお米を作るための方策について追究しています。6月20日(金)の授業では、「農薬を使うか否か」について活発な討論がなされました。
 9月には稲刈り体験を予定しています。収穫したお米を使って2月には餅つき体験を行い、全校児童にふるまう計画になっています。
 これらの体験を通して、米作りの苦労を知るとともに、収穫の喜びや食べ物への感謝の気持ちを育むことができると考えています。