【蟹江町立新蟹江小】異学年交流が育むかかわり
- 公開日
- 2014/09/25
- 更新日
- 2014/09/25
ちょっといい話
毎朝、本校の職員室前から子どもたちの賑やかな声が聞こえます。「見て、こんなに大きくなったよ。」「水をやるときはここからね。」トマトの成長を見に来ている2年生と6年生です。本校では、様々な場面で異学年交流を行っています。2年生と6年生は、トマトを通して関わりを深めています。4月の苗植えでは、これから育てる喜び・楽しみを一緒に味わい、その後、支柱を立てたり肥料をあげたりと成長の節目で関わりを深めてきました。「トマトの調子が悪くならないようにしっかりお世話をしてね。」と優しく声をかけてくれる6年生に、「調子が悪くなるってどんなふうになるの?」と、疑問に思った2年生は、さっそく質問していました。そして、優しく分かりやすく実や葉の様子について教えてくれる6年生に、頼もしさと高学年へのあこがれを感じています。また6年生は、頼りにされている自分に少しずつ自信をもち、低学年を思いやる気持ちを自然と育んでいるように思います。収穫時期が来た今、真っ赤になったトマトを見る子どもたちの笑顔は一段と輝いています。これまで大切に育ててきた喜びと、全員でおいしくいただける日を楽しみにしています。