モラルBOX日記

【瀬戸市立古瀬戸小】図書室移動大作戦 −5・6年生の奉仕活動より−

公開日
2014/08/07
更新日
2014/08/07

ちょっといい話

 これまで校舎の2階にあった図書室の場所に、この夏新しく調理室ができるため、図書室は3階の別の教室に移動することになりました。蔵書数は4282冊。当初の移動計画では、最低2日間はかかると予想していました。
 ところが、実際に6年生の図書の移動作業がはじまると、一人一人がとても手際よく、しかもチームワークが見事です。整理するための書棚の番号を次の担当者に伝える際、「お願い」「はい了解」と声を掛け合い、次々と図書を運び出していきました。そして、汗だくになって作業する6年生の様子を間近で見ていたのが5年生。6年生の作業の後を引き継いだ次の時間には、6年生に負けないくらい一生懸命に図書を運ぶ5年生の姿がありました。作業は、なんと2時間ですべて完了してしまいました。
 作業を終えた5・6年生からは、「すごく汗をかいたけれど、仕事は楽しかった」という感想とともに「新しい家庭科室ができるためだから」とか「最高学年だから学校のために働くのは気持ちが良い」といった、高学年として頼もしい前向きな声もたくさん聞かれました。
 奉仕作業以外でも、児童会行事の縦割り活動や通学班で、学校の中心となって活躍している6年生。さらに、この様子をお手本にしようと努力している5年生。図書の移動作業が行われたのはとても暑い日でしたが、最高学年としての自覚や行動が、次の学年に引き継がれていっていること感じ、さわやかになれた一時でした。