モラルBOX日記

【春日井市立藤山台中】ケータイ安全教室

公開日
2014/10/07
更新日
2014/10/07

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 スマホやケータイなどの普及により、メールやSNSによるトラブルが多く発生するようになりました。こうした機器を安全に使うために本校では総合的な学習の時間に、講師の方に来校していただき1年生を対象に「ケータイ安全教室」を毎年実施しています。ねらいは、「スマホやケータイを安心・安全に使うためのルールやマナーを知る。」「スマホやケータイでのトラブルとその対処方法についての理解を深める。」です。
 パワーポイントやDVDの映像を使ったとてもわかりやすい内容でした。学んだ生徒の様子ですが、「インターネットへの書き込みについて」という話では、実際にSNSへの書き込み等でトラブルに巻き込まれた生徒もいることから、うなずきながら真剣に聞く生徒が多く見られました。また、写真についたGPS情報から自宅の位置などが知られてしまうという話には、驚いた顔をする生徒が多く見られました。以下は生徒の感想です。

《1年生女子》
 ケータイ安全教室があって、いろいろなことを教えてもらいました。スマホとかネットとかとても怖かったです。そのことをお母さんに話したら、「スマホ、ケータイはいらないね。」と言われました。今まで欲しかったのですが、お母さんが言うとおり「まだ、自分には早いな。」と思うようになりました。

 この「ケータイ安全教室」の前後に、保健委員による「携帯電話についてのミニアンケート」を行い、学校全体として意識を高めるようにしています。また、「ケータイ安全教室」には、我が子にスマホやケータイを持たせる危険性についても知ってもらうために保護者にも案内を出して参加してもらっています。今年度から、PTAの活動として「保護者のための 体験!体感!スマホ教室」を行い、さらに保護者の意識を高めるようにしています。