【豊橋市立東部中】命の大切さ・生きることの大切さを学ぶ「地域・全校道徳」
- 公開日
- 2014/10/07
- 更新日
- 2014/10/07
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では東部中学校区健全育成会と東部中PTAの支援のもと、毎年「地域・全校道徳」を行っています。この活動は10年以上続いており、地域・家庭・学校が一体となり「思いやりの心」や「生命尊重の精神」など、生徒の道徳的価値観を高める活動として位置づけられています。これまで様々な講演会や映画鑑賞会を行っていましたが、6月18日を「豊橋学校・いのちの日」と定めた平成23年度以降は、「命の大切さ」「生きることの大切さ」をテーマに行っています。
本年度は、6月16日(月)に本校体育館にて、映画「あの空をおぼえてる」を鑑賞しました。突然の交通事故で2人の子どもを失いそうになった父と母、命を取り留めたが、妹を失った長男の3人が、それぞれの苦悩から立ち直り、新しい命と共に新しい生活を送ろうと決意する「いのち」をテーマにした作品でした。
鑑賞後の生徒たちの感想からは、「家族の存在の大きさや命の重みについて考えることができてよかったです。」「自分の命は自分だけのものじゃないということがわかりました。」「家族の絆についてよく考える機会になりました。家族、友達、近所の人、お世話になっている先生たちに感謝して、大切にしていきたいと思いました。」など、自他の命・存在を大切にしようとする感想が多く見られました。
また鑑賞会に参加していただいた地域の方からも、「大人も子どもも頭でわかっていても、心がいうことをきかないことがいっぱいあります。そういう事と向き合って少しずつ成長していくのだと感じました。」「親子の信頼と親子の愛のすれ違いの様子がもどかしく、でも心が通じ合い、新しい命がまた皆を結び、とても幸せな気持ちになりました。」など、温かい感想を聞くことができました。今後も地域・家庭と連携を図りながら、生徒の心の教育の推進活動を進めていきたいと考えています。