【西尾市立一色西部小】 ペア学年での地震・津波避難訓練
- 公開日
- 2014/11/14
- 更新日
- 2014/11/14
ちょっといい話
一色西部小学校は、校区のほとんどが海抜0〜3メートルほどです。学校の正面玄関に掲げられている写真には、この辺りに大きな被害をもたらした13号台風の時、多くの地域が水没し、学校の運動場に流れ着いた漁船が映っています。
さて、こういう地域では、2011年3月11日の東日本大震災は他所事ではなく、学校の避難訓練の内容や方法を見直すきっかけとなりました。2011年の6月に初めての地震・津波訓練を実施し、校区内で最も高い場所(海抜4メートル)に建っている県立一色高校まで避難しました。本年度は11月5日(水)の津波防災の日に行いました。1・6年、2・4年、3・5年のどのペア学年もしっかりと手をつなぎ、約500メートル先の高校まで一言もしゃべらずに避難することができました。高校到着後、屋上に上りましたが、上級生が下級生を優しく気遣いながらも、てきぱきと行動できました。