モラルBOX日記

【知多市立中部中】「ネット社会で気をつけること」を学びました

公開日
2014/12/05
更新日
2014/12/05

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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本校生徒は、携帯電話やスマートフォンを所有率が高く、SNS上でのトラブルも発生している。多くは何気ない書き込みであっても、それが受け手にとって不快感を抱かせるものが多い。そこで、携帯電話やスマートフォンなどの利用マナーや情報モラルの向上を図るために、講演会や授業を実施した。
 11月の学校公開日には、全校生徒と参加希望の保護者にむけて「ネットの被害者・加害者にならないために」と題して教育講演会を実施した。総務省のEネットキャラバン事業を活用し、地域のケーブルテレビ局、知多メディアスネットワーク株式会社から講師を招いた。スマートフォンで撮影した画像をネット上に公開すると、GPS機能により撮影した位置情報まで広く知れ渡ってしまうことがあることをはじめ、様々なトラブルの事例が紹介された。その上で、どのようなことに気をつけて使うべきかを丁寧に説明してもらった。生徒たちは、自分たち自身のこととしてとらえ真剣に話を聞くことができた。
 3年生では、その後情報モラルについての授業を実施した。授業では、テレビ放映された番組の一部を編集し、自身のホームページで公開した場合について考えさせた。「勝手に編集をしている」や「著作権を侵害している」などの意見が出され、何がいけないのかについて話し合うことができた。この授業で、著作権や肖像権などの権利を守らなければならないことについて理解は深まった。しかし、興味本位やその場の雰囲気などからそれらの権利を知らず知らずのうちに侵害してしまいがちということに気づくことができた。授業を通して生徒は、「これまで著作権などの権利を意識してネットを使ったことがなかったので、授業で知ることができてよかった。」や、「もしかしたら、知らずにやってしまったことがあったかもしれないと思いました。」などの感想をもつことができた。
 今後も、授業や日常の生活指導の中で機会をとらえ、情報を正しく扱うことのできる知識や技能・態度を育てていきたい。