【西尾市立寺津中】子供 夢・アート・アカデミー
- 公開日
- 2015/01/06
- 更新日
- 2015/01/06
ちょっといい話
本校では、毎年2年生が立志の式で10年後の自分にあてた手紙を、立志の丘の像の中に納めています。そして、25歳になる年のお盆に寺津中学校に集合し、この手紙を開封するという慣習があります。その立志の丘の中央には、「大地の像」が建っています。
11月27日(木)の午後、本校の「大地の像」を制作された山本真輔先生をお迎えして、「子供 夢・アート・アカデミー」が行われました。山本先生は西尾市出身の彫塑家で、昨年12月には西尾市名誉市民となるなど、日本を代表する芸術家です。
約2時間に及ぶ講演の中で、生徒をモデルに、粘土で実際に像を制作する過程を見ました。私たちは人の顔を漠然と見ているので、その思い込みを改め、正しく顔のパーツの位置を決めるポイントなどを実演から学ぶことができました。とても楽しいお話でした。理論だけでなく、感覚を磨くことの大切さやどんなに難しいと言われても自分の「夢」をもち、語ることが今の日本の人たちには必要だということを学びました。多くの歓声もあがり、楽しいひとときを過ごすことができました。山本先生がお話しされた「夢をもち続け、それに向かって前進すること」が実現できるよう、毎日の生活を大切にしたいと感じた講演会でした。