【瀬戸市立水南小】著作権について知り、侵害をしないようにするために
- 公開日
- 2014/12/09
- 更新日
- 2014/12/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
最近では、社会見学や修学旅行は手書きだけでなくコンピュータを使ってまとめをしたり、新聞を作ったりしています。その際に、児童が「インターネット上にアップロードされている画像などを使ってもよいか」、と質問することが度々ありました。そのため、一度著作物についての権利や、その侵害について、子どもたちが知らず知らずのうちにやってしまわないように、今回6年生で指導を行いました。
子どもたちは、「修学旅行のまとめに、金閣寺の写真を載せたいときインターネット上の画像を勝手に使ってもよいか」と問われると、答えは「ダメだと思うよ」「公式ホームページのならきっと使ってもいいと思う」とに分かれました。確かに著作権を放棄し、自由に使うことができるファイルはネット上には存在しますが、ほとんどの場合はそうではなく著作権があります。そのため、「自分で使いたい場合は、必ず本来の持ち主の許可をとらないといけない」「許可をとることができない場合や難しい場合には勝手に使ってはいけない」ということを子どもたちは知りました。
また、「授業などでは、出典を明らかにして引用をすることができる」ということも国語の授業で以前学習していたため、インターネット上の画像などでもそのような場合があることも知りました。
今後子どもたちはますます情報に触れる機会が増えていきます。その中で、正しく情報を使えるように心がけることを知らせていきたいと思います。