モラルBOX日記

【犬山市立栗栖小】地域を愛する心を育てる活動

公開日
2014/12/24
更新日
2014/12/24

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校では、毎年7月に桃太郎発展会の皆さんと協力し、桃太郎公園芝生広場にある人工池「ジャブジャブ池」の清掃を実施しています。昨年度は雨で中止となり、今年は2年ぶりに行うことができました。当日は、全校児童18名と教員9名で、1,2時間目に実施しました。清掃といっても、児童らは池に生息する魚の救出活動が主な仕事となります。
 6年生代表児童の挨拶の後、説明や諸注意を聞き、さっそく活動開始です。3年生以上の児童は慣れたもので、どこに魚が逃げ込んでいるのかよく知っています。タモを自在に操り、魚を捕まえ始めます。低学年の児童は、魚の素早さに驚きながら楽しそうに活動を始めましたが、なかなか捕まりません。池の水がだんだんと抜かれ少なくなってきた頃、ようやく捕まえることができました。さすが、栗栖っ子です。物怖じせず魚を素手で捕まえバケツへ移動させていきます。なかなか捕まえることのできない児童には、6年生のお兄さんたちが捕まえやすい所へ誘い、捕らせてあげています。「○○ちゃん、こっちに大きな魚がいるよ!」と、実に微笑ましい光景です。この後、救出された魚は、すぐ近くを流れる樋ケ洞川へ放流しました。
 さらに学校の近くには、木曽川へ流れる栗栖川があり、地域の方とも草抜きや花植えも行っている憩いの場所です。ここでは、子どもたちもエビや小魚を捕まえ水遊びができるなど豊かな自然に囲まれた環境です。これらの活動を通して児童は、地域の方に見守られ、豊かな自然ともつながっていることを実感しているようです。