【春日井市立岩成台中】 サイバー犯罪防止教室
- 公開日
- 2014/12/11
- 更新日
- 2014/12/11
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
携帯電話やスマートフォンの普及に伴って、中学生がネット上のトラブルに巻き込まれる危険性が増大している。本校の実態調査でも男子の78%、女子の82%が携帯電話やスマートフォン、パソコンなどの通信機器を使うと答え、そのうちの男子3.4%、女子5.3%が「何らかのトラブルになったことがある」と答えている。トラブルで多かったのは、架空請求、迷惑メール、チェーンメールなどである。
ネットを利用する際に何を使うかという違いはあっても、基本的には人と人がつながる世界なので、それぞれの家庭環境に合わせて家の人と話し合い、具体的なルールを決めて使用することが大切である。
そこで本校では、時間的な余裕ができて使用頻度があがる夏休み前に、春日井警察署少年係の担当者を講師にお招きして「サイバー犯罪防止教室」を開き、生徒が被害者にも加害者にもならないために必要な心がまえを学んだ。
以下は、生徒の事後感想である。
・ 普段何気なくLINEを使っていたが、改めて考えると使い方を少し間違えるだけでとても恐ろしいことになると実感した。ネットを利用するときは、顔の見えない様々な人たちとつながり、中には犯罪者の目もあることを意識したい。
・ LINEを利用するときは軽はずみな行動をせず、送信する前に一度よく考える習慣をつけたい。ネットばかりにとらわれる生活で健康被害(睡眠障害やネット依存)にならないようにしたい。
・ 個人情報をむやみやたらに公開してはいけないし、IDやパスワードの管理をしっかりするなど、危機意識をもって安全に利用したい。
・ 世の中で起きているサイバー犯罪を他人事にせず、今日聞いた話を忘れずに通信機器をうまく利用したい。